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映画:魔女見習いをさがして

www.lookingfor-magical-doremi.com

鬼滅の無限列車編も見たかったのはそうなんですが、混んでるし暫くロングランしてると思うので後回しにしてやはり見ておかないといけないだろうと魔女見習いを見てきました。

そもそも現役として見ていて大人になった女性に向けて作っている感があるので、アラフォーおっさんが自分自身として見て必ずしも共感するかと言われると、まあ、無理がある部分はないとは言えないのですが*1 ともあれ、対象年齢ではなくてもリアルタイムに見ていた立場として素直に楽しめる部分も多々あったのは間違いないんじゃないかと。

どれみキャラのオマージュとして各個性を混ぜて抽出して分け直した感じの主人公3人がそれなりにリアルな悩みにぶつかって、その問題に対して魔法に頼るわけではなく奇跡を呼び寄せるような表現の仕方をしているのかな、と感じました。魔法を唱えるときに「~して」「~になって」と頼ってはいなくて、「~がしたい」とか「~言いたい」とか希望を口にするという感じ。もともとの原作のどれみでも魔法を欲した理由は魔法がなくても自分たちで解決できると描かれていたので、現役で見ていた今作の主人公にもそれは伝わっていたということ、、、なん、です、かね。。。?*2

現実であるという前提に立って率直に見るとトントン拍子に話がいい方に流れすぎじゃね?とか現実はこんなに甘くないだろ、とか、尺の都合もあるのだろうけどテンポよく話が流れて余分な所は一切入れなかったと言う感じでもあるのですが、20周年を気持ちよく祝ってもらうにはこういうののほうが良かったんでしょうねぇ、たぶん。(間違っても欲を出していろいろな伏線を張ったり、別の(どれみ達自体の)展開を期待させるような思わせぶりな流れを入れてしまうとこういうスッキリした余韻は残らなかったでしょうから、、、

キャストの人たちの中にはどれみ16~18(あれ、20?)の話を映像化したいという話もありましたが、果たして、、、?

*1:そもそも共感力ないのですが、それは別の話だ。。

*2:そもそもどれみを見ていた生身の人間という前提なので魔法を使うというのは行動を起こす前提の示威行為に対するメタファでしかないのかもしれないわけですが。。