LinuxCon Japan 2012で教えてもらった、Tizen Web SimulatorとRapid Interface Builderを試してみました。Web Simulatorを使えば、DevPhoneがなく、Emulatorが起動しない環境でもTizen Applicationの動作確認ができます。
Ubuntu仮想環境の更新
そもそも11.04の仮想環境だとchromium-browserがconfigされてないと怒られるので、手元のUbuntuを12.04に更新します。
$ sudo apt-get install update-manager-core $ sudo do-release-upgrade
無事更新出来たので、chromium-browserを再インストールします。
(一度インストールしている性でゴミが残っていたみたいです。。)
$ sudo apt-get remove chromium-browser $ sudo apt-get install chromium-browser
12.04にすれば、問題なくインストールが完了しました。
サンプルアプリケーションプロジェクトの作成
取り敢えず新規にプロジェクトを作成します。
まずはBasicで良いかと。
Tizen Web Simulatorの起動
適当なプロジェクトが出来たら、[Run As]→[2 Tizen Web Simulator Application]を選択します。
デフォルトでは、chromium-browserではなくchromeになっているので、chromium-browserに変更する必要があります。*1
設定変更は、メニューの[Window]→[Preferences]をクリックして
[Tizen SDK]→[Web]→[Simulator]の順にクリックすると
Google Chrome locationがあるので書き直します。(chromeを直接入れても良いんじゃないかと思いますけど。。。)
成功すると、サンプルプロジェクトのアプリケーションがchromium-browser上で起動します。
Tizen Web Simulatorはセンサや電話機能(call/sms...)などのエミュレーションが出来るので、お試しとして触るには一番壁が低いのではないかと思います。
ただ、HTMLでUIを作るのがEclipse環境だと若干不便です。
そこで、RIB(Rapid Interface Builder)が使えます。かなり便利みたいで、LinuxConでもintelさんブースで宣伝されていました。
。。。遅くなったのでこっちは後日。。。