tizen.moe

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Fedora 16 64bit に Tizen SDK のインストール -- Web Simulator

LinuxCon Japan 2012で教えてもらった、Tizen Web SimulatorとRapid Interface Builderを試してみました。Web Simulatorを使えば、DevPhoneがなく、Emulatorが起動しない環境でもTizen Applicationの動作確認ができます。

Ubuntu仮想環境の更新

そもそも11.04の仮想環境だとchromium-browserがconfigされてないと怒られるので、手元のUbuntuを12.04に更新します。

$ sudo apt-get install update-manager-core
$ sudo do-release-upgrade

無事更新出来たので、chromium-browserを再インストールします。
(一度インストールしている性でゴミが残っていたみたいです。。)

$ sudo apt-get remove chromium-browser
$ sudo apt-get install chromium-browser

12.04にすれば、問題なくインストールが完了しました。

サンプルアプリケーションプロジェクトの作成

f:id:moguriso:20120611015833p:plain
取り敢えず新規にプロジェクトを作成します。
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まずはBasicで良いかと。

Tizen Web Simulatorの起動

適当なプロジェクトが出来たら、[Run As]→[2 Tizen Web Simulator Application]を選択します。
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デフォルトでは、chromium-browserではなくchromeになっているので、chromium-browserに変更する必要があります。*1
設定変更は、メニューの[Window]→[Preferences]をクリックして
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[Tizen SDK]→[Web]→[Simulator]の順にクリックすると
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Google Chrome locationがあるので書き直します。(chromeを直接入れても良いんじゃないかと思いますけど。。。)
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成功すると、サンプルプロジェクトのアプリケーションがchromium-browser上で起動します。

Tizen Web Simulatorはセンサや電話機能(call/sms...)などのエミュレーションが出来るので、お試しとして触るには一番壁が低いのではないかと思います。

ただ、HTMLでUIを作るのがEclipse環境だと若干不便です。
そこで、RIB(Rapid Interface Builder)が使えます。かなり便利みたいで、LinuxConでもintelさんブースで宣伝されていました。

。。。遅くなったのでこっちは後日。。。

*1:というか、chromeで良かったならchromeにすれば良かった...