tizen.moe

tizen.moe

署名なしドライバをインストールしてコア分離を解除してから戻したかった


超面倒臭い

実家に帰ったらVHS-C*1のテープが一杯あって、30年は経過しているので再生出来なくなっていてもおかしくない状況だったので回収してきてデジタル化を試みました。*2実際にはアダプタもあったので入れてみたらウンともスンとも言わなくてダイソーで精密ドライバを買ってきて分解してみたらギアが外れて戻らなくなっていました。VHSデッキも一応はありましたが動くとは思えない保存状態だったので、アダプタとデッキは別途ヤフオク購入しました。

大体7kくらい。時間を金で買うスタイル。

USBビデオキャプチャも発掘されましたがWin10/11やら64bit非対応やらドライバしかなかったので↓を購入。

Windows11対応を明言してる位だからすんなりドライバが入ってくれるかと思ったら非署名ドライバ臭いのでインストールNG。

今時のやり方でWin10に入れるならグループポリシーエディター(gpedit)で「ユーザーの構成」→「管理用テンプレート」→「システム」→「ドライバーのインストール」で「ドライバーパッケージのコード署名」を「無効」に変更。

したけれどダメだった。どうも、メモリ整合性/コア分離機能が有効になっていると非署名ドライバをロード出来ないらしい。
support.microsoft.com
平たく言うと、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「Windowsセキュリティ」→「デバイスセキュリティ」→「コア分離/コア分離の詳細」でオフすれば切れて、再起動すればロードが出来るようになる・・・ん、ですが、この状態のまま使い続けるのは気持ち悪いのでキャプチャが終わったら元に戻したい訳ですが、

バイスマネージャーからデバイスを削除しただけではドライバのinfとsysがsystemフォルダに残ってしまって戻せない模様でした。(キャプチャし忘れたので画面ないですが。*3

で、必要になったのが物理的にドライバを削除する方法ですが、GUIから出来なさそうなのでコマンドでやりました。
docs.microsoft.com

管理者権限でcmd.exeを起動して

pnputil /enum-drivers

これで一覧が表示されるので適当にリダイレクトして検索して・・・

公開名: oem19.inf
元の名前: dxvgrb.inf
プロバイダー名: Conexant
クラス名: サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー
クラス GUID: {4d36e96c-e325-11ce-bfc1-08002be10318}
ドライバー バージョン: 01/10/2012 7.0.121.71
署名者名: Microsoft Windows Hardware Compatibility Publisher

対象を見つけて、ここのoem19.inf

pnputil /delete-driver <example.inf> /uninstall

のexample.infに相当する模様。

こんな感じ。
これでオンし直して再起動したら取りあえず再有効化出来るっぽいです。なんて面倒い。

*1:普通のVHSより小さい規格でアダプタがないとデッキに入らない

*2:そもそも小さい頃の自分とか黒歴史でしかないのですが

*3:戻してまでキャプチャする気力が無い