手当り次第に弄ったら動かなくなったので整理。
前提
ソースコードは、Samsung Open Source Release CenterからダウンロードしたICS版*1。isw11scで検索すれば引っかかります。
KernelとAndroidのplatform(多分、プロプライエタリなものを除く)が入っている。使うのは取りあえずkernelだけ。なぜかzipで固められていて、更にディレクトリなしのtar.gzで固められているのでkernel解凍する時は適当にディレクトリを1つ掘った方が無難です。その場で解凍すると残念なことになります。。
同じものをココに置いているので、オリジナルにこだわりの無い人はこちらをどうぞ。
Kernel config
同梱のREADME_Kernel.txtを読めば一発ですが、defconfigは下記の感じです。
$ ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-none-linux-gnueabi- make dali_jpn_kddi_defconfig
githubのrepoを落とした方はma.shがあるはずなので、下記でも行けます。クロスコンパイラにパスを通していない人は通すかフルパス書くかして下さい。
$ ./ma.sh dali_jpn_kddi_defconfig
これだけだとコンソール周りが足りないので、下記を上書き/追加します。
クロスコンパイラのパス指定で問題無い人はそのままにして下さい。CMDLINEはMicroSDからブートする前提なのでこうなってます。気に食わない人は適宜書き直しましょう。。。.configの修正が終わったら念の為
$ ./ma.sh oldconfig
最近しなくても反映してくれるっぽいですが、、、余談ですが、Tizen 1.0の新しめのファイルシステムならこのkernelでも起動します。touchpanelのキャリブレーションがずれてるのか反応はするもののタッチを認識しませんが。。。
起動処理から追っかけて書くつもりだったのに長くなったので、一度切ります。。。orz
次回 "GALAXY SII WiMAX ISW11SCの起動処理云々" に続く予定。
*1:国際版やGT-I9300にはもうJBが来ているのに、au版はICS止まりの模様