一部ソースを修正してやれば、この辺で作った仮想環境でもTizen Emulatorを起動出来るようです。
確かにTizen Developer Phoneソックリです。
emulator.cの改変
威張れる程のことは何もしていません。。
(ソース展開先ディレクトリ)/tizen/src/emulator.c
のL321をコメントアウトして、リビルドするだけです。リビルド手順はこちら。
320 int main(int argc, char* argv[]) 321 { 322 parse_options(argc, argv, &skin_argc, &skin_argv, &qemu_argc, &qemu_argv ); 323 // get_bin_dir( qemu_argv[0] ); 324 socket_init();
の様にして、単純にコメントアウトします。
ビルドに成功すると、emulator-x86が(展開先ディレクトリ)/tizen/Emulator/binにできます。
試しに実行すると、seg faultは発生せず
Ubuntu moguris@geozero:~/tizen/emulator-test/tizen/Emulator/bin$ ./emulator-x86 logfile can't open: No such file or directory
ログファイルの展開に失敗というエラーが表示されます。
既存のemulator-x86, qemu-imgとの差し替え
すでにインストール済みのtizen sdkにあるファイルをリビルドしたファイルで更新します。
(念の為オリジナルファイルのバックアップコピーをとっておくと安全です)
差し替えが完了したら、emulatoro-managerを起動して下さい。
Ubuntu moguris@geozero:~/tizen_sdk_32/Emulator/bin$ ./emulator-manager
既に作成済みのエミュレータ構成では起動に失敗するので、<
エミュレータだけに実行には少々時間を要しますが、問題なく起動はするようです。
いじくってみた感じの不具合
- 起動が遅い。激しく遅い。2〜3分はかかる(Corei5, mem:16GB環境で。。。)
- 重い。DevPhone触るよりもずっと重い。
- 右側に付いているボタンが効いていない?
- 右下の電源ボタンは聞いたので、反応が遅いだけの可能性あり
emulator kernelは弄れそうですが、x86 imageはext4のddでは無いみたいなので、作りなおす場合は頑張らないとダメっぽいです。。。